高血圧の人が知っておきたい「血圧とは」

最高血圧とは?

心臓がギュッと縮んで、全身に血液を送り出す時の血圧のことを言います。
心臓が収縮した状態の血圧であるため、収縮期血圧しゅうしゅくきけつあつとも呼ばれます。
最低血圧とは、ギュッと縮んだ心臓がもとに戻り、末端の血液が心臓へ戻ろうとする時の血圧のことを言います。
心臓が、拡張した時の血圧なので、拡張期血圧かくちょうきけつあつともよばれます。
最高血圧だけでなく、最低血圧が高いかどうかも、健康を知る上でのポイントになります。

なぜ血圧が高くなるのか?

血圧が高くなる要因を大きく2つにわけると「血管抵抗」と「心拍出量」です。
血管抵抗とは、血管の抵抗です。
血管の抵抗が増えると、それだけ大きな力っで送り出す必要があるので、血圧が高くなるのがわかります。

※血管の抵抗を大きくする主な原因は、動脈硬化です。

動脈硬化とは?

動脈硬化とは、血管が硬くなることです。
動脈はもともとゴムのような弾性を持っていますが、強い圧力(高血圧)を受け続けると動脈壁が傷ついて硬いゴムホースのようになってしまいます。
このようになると、血液が流れにくくなり、よけいに高血圧になります。
また、動脈硬化は年齢とともに進行するのは自然であり、ある程度は仕方ありません。

心拍出量とは?

心拍出量とは、心臓が一度に送り出す血液の量です。
一度に送り出す血液の量が増えると、心臓もそれに合わせて力をあげないといけません。
よって心拍出量が増えると高血圧になってしまうのです。

心拍出量が増える時っていつ?

塩分を多く摂ると、血管内のナトリウム濃度が高くなります。
血管内のナトリウム濃度が高くなると、それを中和しようと体中の細胞から水分が、血管内に集まろうとします。
よって、血液の量が増えてしまう、つまり心拍出量が増えます。
その結果、高血圧になるのです。

血圧日内変動とは

健康な人でも血圧は常に変動しています
正常な人は、起きると同時に血圧が上がり、日中は高い状態が続きます。
夜になると血圧は下がり、寝ている間は、血圧が最も下がるのが一般的です。

この24時間を一区切りとする血圧の変動を血圧日内変動と呼びます。
詳しくは↓で解説します。

血圧の1日の変動について

血圧が1日の内で変化することを「血圧日内変動」と言います。
なぜ、この血圧日内変動が備わっているのかといいますと、人間の体は活動的な昼には、より多くの血液(酸素・栄養)を必要とします。
そのために血圧日内変動を利用して、昼は血圧が高くなるように調節されているのです。

しかし、寝ている状態を含めた夜は、非活動的であり、多くの血液(酸素・栄養)は、必要としません。
その結果、今度は反対に夜は血圧が低くなります。
つまり、ムダに24時間血圧をフル稼働しなくていいように血圧日内変動という調節機能を利用しているのです。

そして、この調節を自動で行ってくれているのが「自律神経」です。
※自律神経は2種類あり、血圧を高めるのが交感神経、血圧を下げるのが副交感神経です。

この2つの神経は、シーソーのように交互に働いて、日中は交感神経が活発になるので血圧が高くなります。l
夜間は副交感神経が働いて血圧が下がります。

自律神経は心拍数の変化をコントロールしています。

自律神経は血圧日内変動だけでなくまた、血管の拡張・収縮もコントロールしています。

血圧の変動は、時間帯だけではない

血圧の変化は昼・夜だけではありません。
食事・運動・入浴・排泄・怒り・興奮・緊張・感情などによっても変化します。

高血圧をまねく心臓と血管の不具合

[check_list image=”check1-g”]
  • 血液量が増えると、高血圧になる
  • 末梢血管の抵抗があがると高血圧になる
  • 血管の弾力性がなくなると高血圧になる
  • 血液の粘着度(ドロドロ)が上がると高血圧になる
[/check_list]

血圧の変動要因

[check_list image=”check1-g”]
  • 心臓から出る血液の量
  • 血管の太さ
  • 体の中の総血液量
  • 血液のドロドロ具合
  • 血管の太さ
[/check_list]

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